SK見守り隊の活動状況(令和7年4月~9月)
2025年の夏(6~8月)は、日本観測史上で最も記録的な猛暑(35℃以上)になりました。さらに9月に入っても猛暑日が続いている異常な残暑となっています。そのため、私共見守り隊員は高齢者等のお宅を訪問した際には、例年にも増して「エアコンを使っておられるか?水分補給をしておられるか?」について話を伺うことを見守り活動の重点目標として活動してきました。また、コロナ感染者やインフルエンザ感染者が増えて来ていることから、見守り隊員は高齢者等の感染対策に細心の注意を払いつつ見守り活動と生活支援活動を展開することとしています。
以下に、4月~9月の主な活動状況を報告致します。
1.薩摩川内市役所等関係団体への取り組み
- 4月1日、市役所(コミュニティ課薩摩川内市市民活動センター)から市民活動センターシェアオフイス事業利用許可証が届きました。
- 5月12日、市役所(コミュニティ課薩摩川内市市民活動センター)に当NPO法人の「令和6年度事業報告書」を提出し受理されました。
- 6月4日付で市役所(コミュニティ課薩摩川内市市民活動センター)から、令和7年度薩摩川内市市民活動補助金(スマイル連携コース)(スマイル育成コース)の募集に関するお知らせが届きました。これは、薩摩川内市民活動ネットワークに登録している団体同志が連携して事業に取り組む場合、取り組む各団体に補助金が出るものです。(当NPO法人と共同で実施できる団体が存在せず、申請は見送りました)
- 6月7日、令和7年度薩摩川内市NPO法人セミナーが開催されました。内容としては、NPO法人の役割、事業報告書のまとめ方などに関して再確認するものでした。(中山理事長出席)
- 6月10日、㈱東京商工リサーチからの「企業情報調査票」に必要事項を記入し提出しました。当NPO法人の情報発信手段の1つとして取り組みました。
- 6月12日付で鹿児島県北薩地域振興局長から「北薩地域元気応援プロジェクトの実施について」が届きました。検討した結果、NPO法人であり、「買物弱者支援」という補助対象事業にも合致するため、申請資料一式を作成して北薩地域振興局に提出しました。(担当職員からの説明で、ガソリン代が補助金の対象にならないことが判明したので申請を取り下げました)
- 6月27日、総合福祉会館会議室にて「令和7年度生活支援事業所ネットワーク交流会」が開催されました。生活支援グループ8団体、移送支援グループ5団体、生前整理グループ3団体が5つのグループに分かれて活発な意見交換会が実施されました。(冨永理事出席)
2.見守り事業と生活支援事業の活動状況について
- 今年度に入ってから老人ホームに入所、又は病院に入院された会員の方が3名、子供さんの所に移住された会員の方が2名の計5名の会員数減がありました。会員の高齢化に伴い会員の減少化が進んでいるので、今後とも地区コミ、自治会、社会福祉協議会、地域包括支援センター等と連携しながら会員の確保に努めて参りたいと思っています。
- 当NPO法人の生活支援は着実に定着して来ており、買い物支援、ゴミ出し、草刈り等を中心として相当な支援数となっています。詳細は、下表・下図をご覧下さい。
- 今年度前半の生活支援の特徴として、①猛暑の中、高齢者等が買い物に出掛けることが難しい状況であり、送迎による買い物支援が増えています。②5月~6月の長雨により、高齢者等の庭や畑の草木が大変伸びていることから、草刈り、剪定、除草剤散布の支援要請が多くなっています。広大な敷地の場合はシルバー人材センター等に依頼していますが、2時間程度の作業で終わるものについては、見守り隊員が頑張って取り組んでいます。③今年度の特徴として、米不足、米価高騰がありました。ゆえに米を購入して来て欲しい、又は子供の所に送って欲しいという要請が数件ありました。併せて、ぶどうの町東郷らしく、ぶどうの購入・送付の要請も数件ありました。


3.その他
㈱キーバインドさま、西本稔さまから御寄付をいただきました。毎年度、誠に有難う御座います。