SK見守り隊の活動状況(令和2年度まとめ)
今年度は、(まだ継続中ですが)新型コロナウイルス感染症に振り回された一年でした。このコロナ禍においては、高齢者等への感染防止を最重要課題として取り組まなければならず、当NPO法人の見守り隊員も細心の注意を払いつつ、見守り活動と生活支援活動を展開しました。以下に、今年度の活動状況まとめを報告します。引き続き、高齢者等の尊厳ある普通の暮らしの継続に向けて頑張って行きたいと思いますので、ご指導ご鞭撻方宜しくお願い致します。
Ⅰ.薩摩川内市役所関係
- 4/20 「市民活動支援補助金(スタートアップコース:3回目)」の申請書を提出
- 4/23 令和元年度NPO法人事業報告書を提出
- 6/14 市民活動支援補助金に係る「公開ヒヤリング」に出席。委員からは、この事業を「薩摩川内市全域に展開して下さい」との強い要望がありました
- 7/ 3 市民活動支援補助金交付決定通知書が届く
- (事業名)SmartBindを活用した高齢者等の見守り事業と生活支援事業
- (概算払決定額)157,000円(事業費の50%補助)
- (注)例年開催されていた「市民活動ネットワーク会議」や「生涯学習フェスティバル」などは開催されませんでした。
- 5/22 薩摩川内市民サポートセンターに、「市民活動支援補助金(スタートアップコース)」の1月末までの収支報告を行った。
Ⅱ.地区コミュニティ協議会、社会福祉協議会、在宅介護支援センター等との連携
- 9/22 市役所主催の「認知症のご本人・ご家族のための交流会に参加
- 10/22 全国社会福祉協議会主催のオンライン会議(Zoom)「支え合いをひろげる住民主体の生活フォーラム」への参加(300人のオンライン会議)
- 12/18 NPO法人かごしま企業家交流協会主催の「頑張ろう!NPO法人向けの講演会&意見交換会」に参加
- 地区コミュニティ協議会(自治会)、民生委員、在宅介護支援センターからの要請により、今年度新規ユーザー会員が10名増えました。特に、ケアマネジャーからの要請が多くなりました
Ⅲ.2事業(高齢者等見守り事業と生活支援事業)の実施状況
- 活動状況について
年度 | 活動地域 | 家庭訪問先数 | 生活支援状況 | 見守り隊員数 |
2018 | 東郷町、田海町、 白浜町、高来町、 | 32軒 | 180件 | 2名 |
2019 | 東郷町、田海町、 白浜町、高来町、 城上町 | 40軒 | 367件 | 3名 |
2020 | 東郷町(29)、田海町(6)、 白浜町(3)、高来町(1)、 城上町(2)、中村町(1) | 42軒 (50軒の訪問先数でしたが、 前年度から8軒の方が入院、 入所されました) | 485件 (表2,表3参照) |
- 今年度活動の特徴
- 見守り活動については、コロナ禍のもと遠方に住む親族の方が帰宅できないこと、地域のサロン会(お茶飲み会)などが開催されない時期があるなど、高齢者等の方々を取り巻く状況は非常に厳しいものがありました。そのため、私達見守り隊員の訪問を大変楽しみにしていただいていました。
- 生活支援活動については、これまで週に1回、月に1回と定期的に帰宅していた親族が帰宅出来ない為に、買い物支援、草刈り・剪定・除草剤散布、ゴミ出し等が増えました。
Ⅳ.その他報告事項
- SmartBind(通信ソフト)を活用した事業展開(案)を市役所等に提案
- 市役所や社会福祉協議会の福祉部門の方々にお会いして、行政の方でも有効な通信ソフト(SmartBind)を活用した事業展開も推進していただくようにお願いしました。
- 公的補助金の確保について
- 薩摩川内市の「市民活動支援補助金(スタートアップコース)」は3回目で終わり、次はステップアップコースが対象となりますが補助対象項目の制約条件が厳しいので、市役所や社会福祉協議会からのアドバイスのもと、九州ろうきん「NPO助成」に応募しましたが残念ながら不採用となりました。
- 今後は、坂元副理事長のアドバイスのもと、ふるさと納税による支援「地域貢献活動応援プロジェクト」に応募し運営資金を確保していく予定です。
- HPの制作と管理
- ポリテクカレッジ川内のご支援のもと、以下のように情報発信しました。
- 5月に「令和元年度活動実績(まとめ)」と「新年度ユーザー会員募集中」
- 9月に「SK見守り隊の活動状況(4月~8月)」
- 1月に「SK見守り隊の活動状況(9~12月)」
- 6月に「令和2年度活動実績(まとめ)」
- ポリテクカレッジ川内のご支援のもと、以下のように情報発信しました。
- 寄付
- 当NPO法人の団体会員である㈱キーバインドさまから多額の寄付をいただきました。誠に有難う御座います。継続的な運営に向けて助かります。
以上