SK見守り隊の活動状況(令和5年4月~8月)

 約3年間の長期にわたり国民を苦しめ続けてきた新型コロナウイルス感染症が、令和5年5月8日をもって「5類感染症」に位置付けられ、国民の自主的な取り組みを基本としつつ通常の日常生活を取り戻す方向に転換されました。
 しかしながら、依然として高齢の方々を中心として感染リスクは高く、公表はされませんが薩摩川内市においてもコロナ感染者は出ています。そのため、引き続き感染防止を最重要課題として取り組まなければならず、見守り隊員も細心の注意を払いつつ見守り活動と生活支援活動を展開しています。
 以下に、4月~8月の主な活動状況を報告致します。

1 令和5年度理事会兼総会の開催

  • 3月26日(日)17時から、ダスキン若葉の会議室にて、理事会兼総会を開催いたしました。議事内容は①令和4年度事業活動報告及び決算報告、②令和5年度事業計画及び予算計画、③役員改選について、④その他、で滞りなく承認されました。
  • コロナ禍ゆえ、このような異例の形の会議となりましたが、正会員・賛助会員22名の皆様には、会議資料と議事録を送付しご了承いただいています。

2 薩摩川内市役所等関係団体への取り組み

  • 5月15日、市役所(地域政策課薩摩川内市民活動センター)に当NPO法人の「令和4年度事業報告書」を提出し受理されました。
  • 6月10日、㈱東京商工リサーチからの「企業情報調査票」に必要事項を記入し提出しました。当NPO法人の情報発信手段の1つとして取り組みました。
  • 6月21日、鹿児島県総合政策部地域政策課からの「日常の買い物に関するアンケート調査」に記入し提出しました。県議会において、「買い物代行サービス」について検討されているようです。
  • 6月29日、総合福祉会館会議室にて「令和5年度生活支援事業所ネットワーク交流会」が開催されました。生活支援事業所17団体、社会福祉協議会各地域担当コーディネーター9名、地域包括支援センター2名が一堂に会し、薩摩川内市の地域包括ケアシステムの推進についてグループ討議しました。今後、さらに社会福祉協議会のコーディネーターを中心として、横の連携を強化し協働で推進することが確認されました。(当NPO法人からの参加2名:中山理事長、冨永理事)

3 見守り事業と生活支援事業の活動状況について

  • 今年度に入ってから4名の新規ユーザー会員の入会がありました。特に入来支部において3名の入会がありました。民生委員、ケアマネージャー、コーディネーターの方々から当NPO法人を紹介していただいているようで有難いことです。
  • 今年度に入って、入来支部の活動が増えたこともありますが、当NPO法人の生活支援が定着して来ており、買い物支援、ゴミ出し、草刈り等を中心として相当な支援数となっています。詳細は、下表・下図をご覧下さい。
  • 今年度の生活支援の特徴として、①90歳の高齢者の方がパソコンを購入されたので、その据付工事から文書入力方法などのサポートを要請され、見守り隊員も四苦八苦しながら取り組んでいます。②身体障がい者1級のユーザー会員が64歳になり年金申請の時期となりました。本人は読み書きが難しい状況なので、年金事務所に3回相談に行き、本人に代わって年金申請を行った事例がありました。

4 その他

当NPO法人の賛助会員の中嶌悦子さまから、写真のようなアクリル毛糸タワシを30セット寄付していただきました。食器洗い用としてとても重宝するものなので、見守りしている高齢者の方々に配布させていただきました。一つ一つの袋の中には、タワシ2個と可愛い折り鶴が2個入っており、開けた高齢者の方々は大喜びでした。本当に有難う御座いました。

付録 表・グラフ

■高齢者等生活支援事業の活動状況(6年目)