SK見守り隊の活動状況(令和3年9月~12月)
10月に入って新型コロナウイルス感染者数が激減し、全国に出されていた各宣言が解除されました。
そのため、独り住まいの高齢者等のご家族が少しずつですが近隣から帰宅されるようになり明るく平穏な生活が戻ってきました。特に年末年始に久し振りに子供達が帰省して楽しい正月だったとの話を聞くと、見守り隊の私達も嬉しくなりました。
しかしながら、年末以降、またまた新しい新型コロナ株(オミクロン株)が出現し感染者数が増大しています。引き続き、高齢者等への感染を防止する事を最重要課題として取り組みつつ、見守り活動と生活支援活動を展開していきたいと思います。
ところで、鹿児島県が実施しているふるさと納税を活用した地域貢献活動応援プロジェクトとして、当NPO法人の事業を指定してご寄付いただいた方が沢山あったとの朗報が届きました。本当に有難う御座います!
以下に、主な活動状況等を報告致します。
1.薩摩川内市役所等関係団体への取り組み
- 10月19日、市役所にて「令和3年度生活支援事業所ネットワーク交流会」が開催されました。(中山理事長、冨永理事出席)
- 我が国として、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、市町村が中心になって、介護だけではなく、医療や予防、生活支援、住まいを包括的に提供する「地域包括ケアシステムの構築」が重要とする新しい総合事業の推進が求められていることを受けて、薩摩川内市の地域包括ケアシステムを構築し、私達生活支援を行っている団体等に対して説明がありました。
- 私達がNPO法人を設立した平成29年当時には、高齢者等の生活支援事業を行う団体はほとんど存在していませんでしたが、この5年間の間に多くの団体が設立されたようで13団体が参加していました。
- 今後は、薩摩川内市社会福祉協議会の生活支援コーディネーターささえ愛推進員が中心となって、13団体のネットワークを活用しながら高齢者等の生活支援事業が推進されるようになります。
- 当NPO法人にとっても大歓迎の地域包括ケアシステムの構築であり、引き続き行政や類似の生活支援事業団体等と連携を図りながら地域貢献して行きたいと思います。
- 11月23日、SSプラザにて「令和3年度薩摩川内市特定非営利活動法人経理セミナー」が開催され、4団体5名の出席がありました。(冨永理事出席)
- また、同日、同会場にて、「令和3年度薩摩川内市民活動ネットワーク会議及び市民活動支援補助金報告会」が開催され、14団体21名の出席がありました。(中山理事長出席)
2.薩摩川内市役所等関係団体への取り組み
- 既に、ホームページでお伝えしているとおり当NPO法人が取り組んでいる事業が、ふるさと納税を活用した「地域貢献活動応援プロジェクト」の対象事業に採択されました。昨年6月から12月末までにご寄付いただいたふるさと納税のうち、応援する事業としてプロジェクト応援型の中の5事業から当NPO法人の事業を指定してご寄付いただいた方が10名(件)31万7千円あったと鹿児島県庁担当課から連絡をいただきました。
- 当NPO法人の取り組みに共感しご寄付いただいた方が、こんなに沢山おられたとは本当に有り難いことです。寄付者の詳細はまだ解りませんが、解り次第お礼状等を出したいと思います。
3.見守り事業と生活支援事業の活動状況について
冒頭で述べているように、新型コロナ株(オミクロン株)が猛威をふるう厳しいコロナ禍のもと高齢者等を取り巻く状況は非常に厳しいものがあります。これまで定期的に帰宅しておられた親族の方々が帰宅出来ないために、見守り訪問での隊員との会話を楽しみにしていただくと共に、買い物支援、ゴミ出し支援、剪定等の生活支援事業が増えており、11月末の時点で昨年度の生活支援実績(485件)を上回る実績となっています。 詳細は、下表・下図をご覧下さい。