create0.2-3 赤外線通信
電源タップの内部と全体の組み立てのほうはできましたか?次はプログラムの解説等をしていきたいと思います。
ここで全体の流れを簡単なイメージを示します。
上図のような流れとなります
1.Arduino-IRremoteを利用
・zipファイルをダウンロード
・Arduinoを起動
・新規タブをクリック
・IRremote.h,IRremoteInt.h,boarddefs.hを選択し、OKのところへドラック&ドロップ
・移動できたら新しいタブが3つ増えます
・これでプログラムを記述する準備は終了です
2.Arduinoにプログラムを書き込む
Arduinoのソフトを起動し、プログラムを書き込みます
上図がプログラムです
打つのが面倒な方、記述ミスが心配な方はプログラムを貼っておきます
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このプログラムの解説をしていきたいと思います
1.回路図(上図)と照らし合わせながら赤外線受光モジュール配置ピン、リレーモジュールch配置ピンを決めます
記述内容がこのようになります
2.指定したピンの設定をしていきます
・リレーモジュールのchピンをOUTPUTモードに設定
・今回のリレーモジュールはH入力なので初期値を1に設定します
・OUTPUTモードに設定したピンに書き込めるように設定します
・最後にシリアル信号を受信できるようにします
3.赤外線信号を受け取り、取り出したい値の抽出を行います
・赤外線信号には、メーカー識別コードがあります if文では、そのメーカー識別コードが条件通りになっているか判断するというのものを示しています
・条件通りならば、取り出したい値をビットシフトを用いて取り出します
・その値をreturnを用いて返します
4.メインの動作をさせる設定をします
・取り出した値を格納する変数を定義します
・今回使用するリモコンのchは2つなので、2パターンの条件式を用意します
・リモコン1chの信号は0x30であったため、if(code == 0x30)の記述をします
・リモコン2chの信号は0x18であったため、if(code == 0x18)の記述をします
※リモコン1ch、2chの信号の解析は、事前にしておきました。
・機能として、ON,OFFだけなのでstate = 1 – stateを用いて切り替えるプログラム付け加えます
・最後に、次の値の準備をします
5.コンパイル
・スケッチ>>ライブラリをインクルード>>zip形式のライブラリをインストール
・スケッチ>>検証・コンパイルを選択
・コンパイルが完了したらOK!!
・スケッチ>>マイコンボードに書き込むを選択
・ボードへの書き込み完了したらOK!!
プログラムの記述は終わりです
これですべての制作が終了です!