create.02-1 赤外線通信
第二回はリレーモジュールを使った、電源タップのリモート化を行います。
皆さんはコンセントにさされている電化製品が、「リモコンで操作できないかな」と感じたことはありませんか?
今回はそんな空想を実現させましょう!!
必要なもの
- 電源タップ
- Arduino Uno スターターキット 購入元
- リレーモジュール 購入元
- 赤外線受光モジュール 購入元
- 差し込み型コネクタ 購入元
- DCジャック 購入元
- Arduinoソフト ダウンロード
- 平型端子 100円ショップ等
- ACアダプタ(今回使用は 5V 2.3A)*各部品の定格値を超えると大変危険なため、そのたび確認してください。
- 工具セット
スターターキット以外は100円ショップやスーパーセンターにも売っているものもあります。
1.リレーモジュールの動作確認
まずは今回の制作物の核であるリレーモジュールについて、簡単な説明と実験を行います。
リレーモジュールを簡単に説明すると、ON/OFFを切り替えられる装置です。もっと簡単に言うと切替機です。
リレーモジュールの出力部には、コモン(COM)、ノーマルクローズ(NC)、ノーマルオープン(NO)があります。通常はNCとCOMが接続されていますが、入力を加えることでNOとCOMが接続されます。この時、NCとCOMは離れています。
この機能を利用して、リモコンで操作するわけです!
次に実験回路を示します。
この回路はタクトスイッチを押すと、COMとNOが接続されて、LEDを点灯(消灯)する動きをします。電力供給はACアダプタで行います。
上図のようにスイッチを押すと「カチッ」と音が鳴りLED点灯、もう1回押すと消灯すれば成功です!