1.課題

  1. 令和6年3月7日に開催された令和5年度理事会兼総会において、複数の出席者から①ガソリン代が値上がりしており運営費を圧迫していること、②物価が高騰している中にあって、利用者(高齢者等)の方々からも利用料金を値上げしたらどうかとの意見をいただいていること、等から利用料金の値上げについて利用者の意見を集約して理事会に報告して決定することになっている。
  2. 令和6年3月22日付で薩摩川内市長から、令和6年度薩摩川内市市民活動補助金(ステップアップコース)の選考結果通知書が届き、当NPO法人の「SmartBindを活用した高齢者等見守り事業と生活支援事業」が採択された。その通知文書に「採択に付する条件」が記してあり、「事業計画における赤字の問題を、今回検証していただきたい。」であった。

2.対応

  1.  6月中に、以下の生活支援事業別利用料金を利用者に提示し意見を集約する。
  2.  大半の利用者から賛同が得られた場合、7月1日より改定利用料金で実施する。
生活支援事業の項目現在の料金改訂料金(案)備考
買い物支援200円300円
買い物支援(500円以下)100円200円
病院等への送迎
(買い物の送迎含む)
200円300円片道料金
ゴミ出し、振込み100円100円
話相手、パソコン指導等200円200円
草刈り、剪定(注)200円200円
(30分単位)
利用者から活動時間30分当たり500円頂きNPO法人に200円納入

(注)草刈り及び剪定は、見守り隊員個人の草刈り機や剪定用バリカン機を利用して実施しているので、例えば1時間活動した場合、利用者から1000円頂き、NPO法人に400円納入、見守り隊員に600円支払うという考え方に基づく。