ステップ4

ITUとタイマー割り込み

タイマー割り込みについて

 タイマー割り込みは決まった時間に割り込みを発生させ、定期的に同じ処理を行わせることができます。例えば、1msごとに割り込みを発生させるように設定すると、1ms間隔で同じ処理が呼び出されます。

タイマー割り込みの設定

 では、実際にタイマー割り込みの設定をやっていきましょう。       タイマー割り込みの設定は以下の通りになります。

 タイマー割り込み周期は、プリスケーラ(分周比)とGRAの値をかえることにより変更できます。
GRAの計算例(割り込み周期1msで設定する場合)
25(MHz)/ 1(分周比)= 25(MHz)
1/25(MHz)= 0.04(μs)
1(ms)/ 0.04(μs)- 1 = 24999

2進カウンタ回路の作成

実際に、1秒間隔でカウントする2進カウンタ回路を作成してみましょう。   図4-1は、2進カウンタの回路図になります。

図4-1 2進カウンタ回路

2進カウンタのプログラム

2進カウンタ回路完成写真

次のステップでは、スイッチの状態を読み取り、LEDへ出力する回路を作ってみよう。

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