ステップ4
ITUとタイマー割り込み
■タイマー割り込みについて
タイマー割り込みは決まった時間に割り込みを発生させ、定期的に同じ処理を行わせることができます。例えば、1msごとに割り込みを発生させるように設定すると、1ms間隔で同じ処理が呼び出されます。
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■タイマー割り込みの設定
では、実際にタイマー割り込みの設定をやっていきましょう。 タイマー割り込みの設定は以下の通りになります。
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タイマー割り込み周期は、プリスケーラ(分周比)とGRAの値をかえることにより変更できます。
GRAの計算例(割り込み周期1msで設定する場合)
25(MHz)/ 1(分周比)= 25(MHz)
1/25(MHz)= 0.04(μs)
1(ms)/ 0.04(μs)- 1 = 24999
■2進カウンタ回路の作成
実際に、1秒間隔でカウントする2進カウンタ回路を作成してみましょう。 図4-1は、2進カウンタの回路図になります。
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■2進カウンタのプログラム
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■2進カウンタ回路完成写真
次のステップでは、スイッチの状態を読み取り、LEDへ出力する回路を作ってみよう。