SK見守り隊の活動状況(令和2年4月~8月)

 令和2年に入ってから新型コロナウイルス感染症の流行が拡大し、4月には全国に緊急事態宣言が出されました。このコロナ禍においては、高齢者への感染を防止する事を最重要課題として取り組まなければならず、当NPO法人の見守り隊員も細心の注意を払いつつ、見守り活動と生活支援活動を展開しています。

 以下に、主な活動状況を報告致します。

1.コロナ禍における高齢者等を取り巻く状況と見守り隊員の活動

  1. 他県への移動や県内感染地域からの移動が自粛要請されているため、高齢者等の息子さん、娘さん等親族が帰宅訪問出来ないこと。
  2. 三密を避けるために、自治会等が主催する高齢者のお茶飲み会(サロン)等が開催されないこと。
  3. 以上のような状況下、高齢者等の方々は私達見守り隊員の家庭訪問を非常に楽しみにしていただいていると共に買い物等生活支援が増大しています。
  4. 見守り隊員は三密を避けるために、①マスク着用、②ソーシャルディスタンスの確保、③出来るだけ15分程度で切り上げること等を守って活動しています。

2.市民活動支援補助金交付決定について

 今年度も、7/3付けで薩摩川内市から当NPO法人の活動「SmartBindを活用した高齢者等の見守り事業と生活支援事業」に対して、15.7万円の補助金を交付決定していただきました、誠に有難う御座います。

 なお、6/14に開催された補助金審査会では、薩摩川内市全域への事業展開について要望されました。当NPO法人の最終的な目標であり、それに向けて活動して行きたいと思います。

3.地区コミュニティ協議会様等との連携について

 地区コミュニティ協議会や自治会さまからの要請により、新規ユーザー会員(利用者さま)が5名増えました。今後とも地区コミュニティ協議会や自治会さまと連携を図りつつ、私達の活動を真に必要としている高齢者等の方々をサポートして行きたいと思います。

4.生活支援状況について

 前述のように、コロナ禍のもと高齢者等を取り巻く状況は非常に厳しいものがあり、これまで週1回、月1回と定期的に帰宅しておられた親族の方々が帰宅出来ないために、買い物支援が増えました。 また、今年は梅雨の時期に長雨が続いたため、高齢者等宅の庭先の草が生い茂っていたので草刈りを要請されました。シルバー人材センターにお願いするほどの面積ではないので、私達見守り隊員が奮起して頑張りました。詳細は、下表・下図をご覧下さい。