SK見守り隊の活動状況(令和元年8月~12月)

今年の夏も猛暑の日が続き、かつ10月に入っても暑い日が続きましたが、熱中症対策の見守り事業も功を奏して会員の皆様は元気で暮らしておられます。また、今年は薩摩川内市方面への台風の来襲が無かったので、見守り事業・生活支援事業としては楽な一面もありましたが、台風19号などによる関東~東北方面の豪雨災害を見ていると、高齢者等の見守り事業・生活支援事業の対応について課題が見えてきます。引き続き、理事会・総会で協議して行きたいと思います。
以下に、主な活動状況を報告します。

1.薩摩川内市社会福祉協議会からの要請

(1) 高齢者等への支援要請があり、新規ユーザー会員が2名増えました。城上町の方がおられたので活動地域が拡大しました。(活動地域:東郷町、田海町、白浜町、高来町、城上町)

(2) 祁答院支所、入来支所及び東郷支所の職員の方から活動状況についての情報提供要請があったので、吉留理事と会議に出席し説明しました。

2.ケアマネジャーとの連携について

今年度に入り、介護保険の認定を受けている高齢者等の ケアマネジャー から連絡があり、以下のような連携を図っています。
(1) 家庭訪問時の健康状況について、必要に応じて連絡して欲しいとのこと。
(2) 介護用手摺りの設置についてケアマネジャーに相談し、介護保険を活用して設置したこと。
(3) ケアマネジャー の担当交代に伴い、お互いの連絡先を交換したこと。

3.生活支援状況について

今年度に入って、当NPO法人の生活支援事業が定着してきたようで活用する高齢者等が多くなり、昨年比の200%増で推移しています。<下表・下図をご覧ください。>

表1 高齢者等への生活支援状況(11月末現在)
図1 高齢者への生活支援状況(11月末現在)
表2 支援内容

4.当NPO法人の継続的な活動に向けて

12月12日に、市役所主催の「薩摩川内市民活動ネットワーク会議」に、山之口副理事長及び冨永理事と一緒に出席しました。24名の出席者がありグループ討議などもありましたが、やはりボランティア活動団体の大きな課題は、「継続的な活動に向けたヒトとカネの確保」でした。今後とも理事会、総会等で協議して行かねばならない課題ですが、今年度に入り次のようなご支援をいただきました。誠に有難う御座います。

(1) 今年度に入り、7名と1団体の方が当NPO法人の活動を支援するとして、NPO法人の会員になっていただきました。
(2) 当NPO法人の団体会員である㈱キーバインドさまから、多額の寄付をいただきました。